いつでも、どこでも、誰にでもできる!それが紙芝居の魅力です。
     見ている子どもたちとの間に広がる共感の輪、そして笑顔。
     さあ、紙芝居を楽しみましょう!!
   
 
   
   実演の前に
 演じる紙芝居が決まったら、その紙芝居の台本を、絵と照らし合 わせながらじっくり読みましょう。
 作品のテーマ、登場するキャラクターの設定、起承転結など、全体の構成をよくつかんでおくことが大切です。
 紙芝居の絵は、演じ手から見て左から右へ抜いていきます。
抜き方には、「ぬく」「ゆっくりぬく」「さっとぬく」「半分ぬく」「ぬきながら」などいろいろあります。抜き方が効果的であれば、動かない絵が動くかのように演じられるのが紙芝居の特徴です。
     
     
  さあ、紙芝居のはじまり、はじまり!
 できれば紙芝居の舞台を使いましょう。舞台があると雰囲気が出ますし、子どもたちも紙芝居に集中できます。
 演じ手は舞台の台本面の右側に立って、子どもたちの表情を確認しながら演じましょう。慣れてくれば、台本にないアドリブを入れたり、子どもたちに話しかけたりして自由にやりとりしながら演じることが出来、演じ手もより紙芝居を楽しむことが出来るようになるでしょう。
     
   
  もっと楽しく!
 何回も見た紙芝居を、子どもたちにも実演してもらいましょう。
子どもたちひとりひとりがみんなの前で紙芝居を演じることを通じて、読み方や話し方の練習にもなりますし、人前で自分を表現する力を育むことにもつながるのではないでしょうか。
 さらに進んで、子どもたちと一緒に紙芝居を作ってみましょう。絵の大きさも、枚数もテーマも自由!手作り紙芝居で、紙芝居の世界はもっと広がります。
   
   
               紙芝居の魅力 その1
 子どもたちは、演じ手の声を聞きながら画面を見ていきます。絵と演じられる声がひとつに溶け合いながら紙芝居が進んでいきますから、とても親しみやすく、楽しいのです。
 また、紙芝居の絵は、テレビや映画、アニメーションのように動きません。1枚1枚、画面が変わっていくだけです。しかし、このゆっくりしたリズムは、子どもが本来もっている心や身体のリズムにあっています。
 だから、子どもたちにとって、紙芝居を見ることは、とても心地よいことなのです。
 
   
               紙芝居の魅力 その2
 紙芝居は、たくさんのともだちといっしょに楽しむことにその醍醐味があります。
 絵本のように1人でその世界に入る楽しさとは異なる楽しさです。
 子どもたちは、演じ手の声を聞き表情を見るだけでなく、演じ手の存在そのものを受けとめながら紙芝居を楽しみます。
 同時に、大ぜいの友だちといっしょにハラハラドキドキしたり、笑ったり、となりにいる友だちが大きな声を出すのをおもしろいと思ったりしながら紙芝居を楽しみます。
 演じ手と観客の心がつながり、観客同士の心がつながります。紙芝居を楽しみながら、心と心が響きあって、その場がひとつになり、「共感」ができるのです。
 
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